こんばんわ。
今日は、「祇園暴走事故」をニュースで見て、あまりの事故の大きさに衝撃を受け、過去にあった事を思い出しています。
それは何か・・・
亡くなった前夫の事。
あ、前夫に関しては、カテゴリー「前夫のアルコール依存症体験談」にあります。
さて、今回は、前夫のアルコール依存症治療中に起きた事のお話。
「てんかん発作」といえば、最近起きた「祇園暴走事故」を思い出す方が多いと思います。
「てんかん発作」脳の病気と言われていますが、前夫には、それが急に表に出てきました。
アルコール依存症で、誰のどんな言葉も受け入れられず、心と体が別々に動き、一度飲酒したいと思うと、朝でも仕事中でも、それが止められない。飲酒するためには、どんなウソも付く。アルコールを摂取するまでは、執拗に外出する口実を作る・・・
痛み手の手首腕
そうして会社辞め、精神科通いが数年続き、アルコールを断つ為の薬を複数飲んでいました。医者から言われていた注意事項
「精神薬・睡眠薬は、アルコールと一緒にとってはいけません」
でも、そんなのおかまいなしでした。
そして、ある日・・・
いつもの会話の中、前夫が立ち上がり、棚の上のタバコを取ろうとした時。
ガクガクと体が揺れ始め、顔を天に向け唸り声をあげて倒れました。棒を倒すかのように、バッタリ倒れこんで顔面を柱に強打。そのまま床に仰向けに倒れました。
手も足もまっすぐにのばしたままビクビクと痙攣し、目は血走ってギョロギョロ。口からは泡を吹いて唸り声に似た声を出しながら、呼吸困難の様になっていました。
脊柱側弯症と社会的影響
当時、まだ20代だった私。「てんかん発作」とは全く知らなかったし、その知識なんてあるわけがない。ただただ、発作を起こしている前夫を見て悲鳴を上げていました。
泣きながら救急車を呼んで、救急隊員が「落ち着いて。発作は少し待てば治まります」と言ってくれるまで、私は震えていました。
数分後、発作が治まり、念のため救急車で病院へ向かいました。
「てんかん発作」なんて、今まで一度もなった事がなかったから、前夫に何が起きているかを知りたかった・・・
検査結果後、医師から言われたのが、「アルコール依存症からくる、てんかん発作」といわれました。アルコール依存症の人は、脳が委縮しているのと、強い精神薬等を処方されているから、万が一、アルコールと一緒に摂取したら、発作が起きてもおかしくないよと・・・
医者から言われ、私は体から血の気が引いて行くのが分かりました。
皮膚炎アトラス
きっと、また起きる・・・
ケロッとしている前夫を見て、そう思いました。
予想は当たり、その後数回「てんかん発作」がおきました。そのうち一回は、上半身を強打して、骨折までしてしまいました。
何度見ても「てんかん発作」を目の当たりにするのと怖い・・・
本人は何がどうしていたか、全く記憶がないようで、発作が治まれば、ケロッとしている。
本当に、当時は怖かった。いつどうなるか、本当に不安で不安で仕方なかった・・・
「てんかん発作」人ごとでは済まされない。
原因は沢山あって、てんかんにも種類が沢山あるし、誰でもいつでも、もしかしたら起こす可能性があるものだし・・・
「祇園衝突事故」見ていて、ふと思い出した前夫の1つの出来事でした・・・
亡くなった前夫は、事故は無かったのが幸いです。
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